最近、仮想通貨界隈の片隅で話題になっている「LexxPay」について検討してみました。
正直かなり怪しいという印象なので、気になった点について記載します。
気になった点を JDB銀行に問い合わせているので、進展があったら報告します
LexxPay について
売りとしては下記があります
- ラオス国内銀行の最大手のJDB銀行と提携
- 日本国内外のVISA提携店舗にて利用可能なデビットカードの発行
- 仮想通貨によるチャージ(入金)対応
- VISAデビットカードで世界各地のATMでの現金の出金が可能
- 高利率の定期預金が可能
- 外貨による資産形成が可能
- 高利率の配当(年利%)を得られる
- 外貨建ての資産を保有する
- 日本国内にいながら口座開設可能
- 口座開設費用が安い(500USD+口座デポジット300USD)
- CRS非加盟国の銀行
と、かなり魅力的に感じます。
怪しい点
Google Trends で日本からしか検索されていない
個人的には、これが全てという感じもします。
Google Trends で LexxPay を検索すると日本からしか検索されていないことが分かります。
日本向けのサービスならこういうこともあると思いますが、そういうアナウンスはされていません。(そもそも、日本向けサービスなら日本語化されてそうなものです)
少なくともラオスからも検索されていないというのは不自然に思います。
因みに、「jdb」や「Joint Development Bank」で検索するとトップにラオスが表示されます。
「jdbbank」で検索するとラオスしかヒットしないので、検索数が少ない場合は統計に表示されないのかもしれません。
JDB 銀行が運営・提携していない?
JDB銀行の公式サイトと思われる下記には LexxPay の情報はありません。

Google で「lexxpay site:www.jdbbank.com.la」を検索しても何もヒットしません。
一応、JDB銀行に「LexxPayはJDBと関係あるか?」といった質問は出していますが、いまのところ回答はありません。
そもそも、海外の大きな会社が一般人の質問に回答をしてくれるかは微妙ですが・・・
公式サイトの情報が少ない
会社情報が住所しか記載されていない
運営会社のHPと思われる下記のページを確認すると、会社の情報が殆ど紹介されていません。
電話番号など記載されておらず、下記の住所が記載されている程度です。
Phonetong Road, Phonetongsavath Village, Chanthabouly District VientianeCapital, Lso PDR
ライセンスが不明
ライセンスも下記が記載されているだけで、どこから許可されている何のライセンスかわかりません。
Trading. wholesale.
プライバシーポリシーなど記載されていない
下記の取引のページのフッターに「Terms of Use、Plivacy Policy、Disclaimer」というリンクがありますがクリックしてもページトップにジャンプするだけとなっています。
まとめ
現状では、かなり怪しい(多分詐欺)という印象です。
基本的に海外のサービスなのに日本以外で話題になっていないというのが致命的な気がしています。日本人向けに立ち上げたサービスならそういうこともあるとは思いますが。
実際にVISAカードが届いていたという報告は結構ありますが、口座作成に800ドルが必要です。詐欺だとした場合かなりの儲けがあるのでカード発行なんて安いもんです。
アピールポイントは素晴らしいもので詐欺でないならぜひ利用したいサービスとは思います。
もし、問い合わせへの回答があったり、問題がないと判断できるような新情報があれば報告します。
そういった情報がありましたら連絡いただけると嬉しいです。